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コーチング資格

コーチングの資格を取得する前に知っておかないと後悔すること

もしあなたがこれからコーチングの資格を取得しようと考えているなら、ぜひこの記事を最後まで読んで下さい。
あなたの考えが180度変わるかも知れません。
なぜなら、この記事は実際にコーチングの資格を取得してプロコーチになった私の生の声をお伝えしているからです。
コーチングの資格についての内情をリアルに語っているので必ず参考になるはずです。
ただ何となく資格を取得して後悔しないためにも、ぜひ最後まで読んで下さい。

コーチングの資格にまつわるよくある疑問

まずはじめに、コーチングの資格にまつわるよくある疑問にズバッとお答えします。

Q:コーチングを習得するのに資格は必要か?
いいえ、必要ありません。
資格取得はあくまでもオプションです。
資格を取得するとコーチングを習得した「証」である証明書や肩書(〇〇認定コーチ)を得ることができます。

Q:プロコーチになるには資格が必要か?
いいえ、必要ありません。
コーチングの資格は医師や弁護士のような国家資格ではなく民間資格です。
つまり、プロになるために資格の有無は関係ないということです。

Q:コーチと名乗るには資格が必要か?
いいえ、必要ありません。
世の中にはコーチングの資格がなくとも堂々とコーチと名乗り、人や社会に貢献している人たちがたくさんいます。

Q:クライアントを獲得するのに資格は有利か?
いいえ、関係ありません。
このご時世資格でクライアントを獲得できるほど世の中甘くはありません。
クライント(お客様)は資格の有無でコーチを選ぶのではなく、コーチの人間性や専門性など中身を重要視します。

Q:お客様から信用されるには資格は有利か?
いいえ、関係ありません。
資格があるというだけで信用するほどお客様は単純ではありません。
ただし、プロフィールに資格を記載することでプロフェッショナル性をアピールすることはできます。

Q:コーチングの資格は仕事に有利か?
いいえ、ほとんどありません。
コーチングを実践できることは仕事に大変有利ですが、資格に関しては英検などに比べるとほとんど効力はありません。

コーチングの資格を取得するメリット|デメリット

コーチングの資格を取得すると具体的にどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
それぞれを見てみましょう。

メリット

  • 認定書やカードを取得できる
  • 資格名を表示できる(例:〇〇認定コーチ)
  • 名刺やプロフィール、履歴書に記載できる

デメリット

  • 認定試験の受講料や認定料が必要
  • 資格の更新料が必要
  • 資格の更新に必要な講習を受ける必要がる
  • 資格発行団体が指定するコーチをつける必要がある
  • 民間資格のため効力はほとんどない

コーチングの資格は本当にあなたに必要か?

まずはじめに、あなたはなぜコーチングの資格を取得しようと考えているのですか?
ここを明確にせずに何となく資格を取得すると、あなたは資格を取得したことを後悔することになるでしょう。
コーチングのような民間資格はぶっちゃけ資格の効力はほとんどありません。
それっぽい団体が資格を発行したとしても、所詮は講習受講証程度のものです。
国家資格のように取得しなければ名乗ることも実務を行うこともできないというわけではありません。
このことからも、民間資格を取得する際はその必要性を明確にすることは非常に重要なのです。
あなたはコーチングの資格を取得することで何を得ようとしているのですか?
それは本当に資格がなければ得られないことですか?

資格ビジネスの罠にハマるな!

日本は資格社会と言われ、資格=権威性という観念を持っているので、資格があるなら取得したいと考えるのは無理もありません。
しかし、民間資格の多くはビジネスとして儲かるので発行しているものがほとんどです。
いわゆる資格ビジネスというやつです。
資格を初級・上級などに細分化させ、上を目指し向上したくなるように受講生の心理をついた仕組みが構築されています。
また、資格は一度取得すればそれで終わりではありません。
資格を保有するにはランニングコストがかかります。
年間費や更新料、講習や団体指定のコーチをつけるなどが必要になります。
そして、特に注意したいのが、短期間で資格を取得できることを謳った団体やスクールです。
考えてみて下さい。
短期間でコーチングの資格を取得できることに一体何のメリットがあるのでしょうか?
ただ資格を取得したことをアピールしたいだけならそれでも良いかも知れませんが、重要なことは技術やスキルを習得することです。
どんな技術やスキルも習得するにはそれ相応の時間と経験が必要です。
中身の伴わない名ばかりの資格など実践では何の役にも立ちません。
これは私の私見ですが、コーチングの資格を欲しがる人ほど、資格をちらつかせるしか自分の実力を示せないコーチが多いように感じてなりません。

資格を取得してプロコーチになった私からのアドバイス

何を隠そうこの私も、コーチになることを決意した時はコーチングの資格を取得すればクライアントを獲得できると信じ込んでいました。
そして、いざ資格を頼りにプロの世界に飛び込んでみると、資格は全くと言っていいほど役に立ちませんでした。
私が取得した資格はコーチング業界ではメジャーな資格ですが、それでも全く歯が立たなかったので、資格の優位性はほぼないと言えるでしょう。
そもそも、資格があるというだけで仕事がもらえるほどプロの世界は甘くはありません。
もしあなたが資格を頼りにプロコーチを目指しているならその考えは改めるべきです。
でなければ必ず後悔することになります。
そして、資格よりも大事なことがあるということにどうか気付いて下さい。

プロコーチを目指すなら資格よりも大事なこととは?

あなたがプロコーチを目指しているなら、資格よりも大事なことがあります。
それはビジネスを学ぶことです。
なぜなら、コーチングができることとクライアントを獲得できることはまったく別の次元の話だからです。
私が現在資格に依存せずともクライアントを獲得できるのはビジネスを学んだからです。
ビジネスを理解しなければ、いつまで経ってもクライアントを獲得することはできません。
プロの世界で生きていくなら、ビジネスを学ばないという選択肢はありませんので、今すぐにビジネスを学んで下さい。

コーチングビジネスを学ぶ

まとめ

この記事は資格取得に対して否定的な内容になっていますが、資格を取得するな!と言っているわけでは決してありません。
資格を取得する目的を明確にし、正しく活かせば資格はあなたに自信を与えてくれるでしょう。
ただ一方で、私を含めた多くのコーチが資格を取得したことを後悔していることもまた事実です。
また、今なお何の恩恵も得られない資格に依存し、無駄に年間料や更新料を払い続けているコーチがたくさんいます。
この現実をこれから資格を取得しようとしているあなたにぜひ知って欲しいのです。
そして、今一度資格を取得する目的を問いただして欲しいのです。
コーチングスキルは資格がなくても習得できます。
また、コーチングの資格はビジネスに優位性をもたらすこともほとんどありません。
それでもあなたはコーチングの資格を取得しますか?
後悔しないためにじっくりと考えてみて下さい。
今回の記事があなたのお役に立てることを願っております。

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