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コロナウィルス

コロナウィルスで注目を浴びるオンラインコミュニケーションの極意

コロナウィルスによって、我々人類はこれまでにない脅威にさらされています。
中国に始まり、欧州、アメリカ、世界中で凄まじい数の感染者と死者が出ています。
日本でも感染者の数は日に日に増加し、死者の数も増え続けています。
政府は緊急事態宣言を発令しましたが、我々がやるべきことは、一人ひとりが自分の行動に責任を持ち、これ以上の感染拡大を防ぐことしかありません。
長期戦を覚悟し、この危機に柔軟に対応し、今できることにフォーカスすることが大切ではないでしょうか。

オンラインの加速化

さて、ここにきて「オンライン」の優位性が高まっています。
このことは今に始まったことではありませんが、コロナの影響でクローズアップされいます。
もちろん、すべてのケースに当てはまるわけでありませんが、多くの職業はコロナが終息しても、このままオンラインによるリモートワーク(テレワーク)を積極的に活用していくでしょう。
特に医療や教育は一気に加速しそうですね。
その証拠に、文部科学省は2023年までに小中学生などに一人一台のタブレットを配布する計画を前倒しし、今年度から始めることを発表しました。

コーチングはオンラインの方が効果がある?!

オンラインの優位性と言えば、コーチングは正にそのど真ん中にあると言っても過言ではありません。
コーチングは相手と直接会わなくてもオンラインで行うことができます。
これはコーチングの大きな強みでもあります。
あるデータでは、コーチングは面談方式よりもオンライン(特に音声のみ)で行う方が、対話だけに集中でき、高い効果が得られると言われています。
私自身、日本全国及び海外在住のクライアントをオンラインによってサポートしているので、オンラインの優位性を日々感じております。
また、このネオコーチングスクールも完全オンライン制なので、受講生は自分の環境に合わせて自由に学んでいただけるので、オンラインの恩恵を強く受けていると言えます。
もしこれがセミナーや講座などの集合研修であれば、休業を余儀なくされていたでしょう。
実際コロナウィルスの影響で自粛せざるを得ない状況の中で、この時期を成長する時間と捉える人たちが、当スクールに入学し、自宅で熱心に学ばれています。
これも正にオンラインの優位性と言えます。

オンラインコミュニケーションのポイント

さて、コロナウィルスの影響で、多くのビジネスパーソンはオンラインによるリモートワーク(テレワーク)を余儀なくされ、慣れないながらも柔軟な業務体系を構築しています。
しかし、そこにはさまざまな課題や問題が生じています。
その一つが、「コミュニケーション」です。
ただでさえコミュニケーションに不安を抱える人が多い中で、オンラインでコミュニケーションを行うことに難しさを感じているのです。
オンラインコミュニケーションはオフラインコミュニケーションと一体何が違うのでしょうか?
実は、オンラインもオフラインも同じコミュニケーションなので大きな違いはありません。
あるとすれば、距離感や空気感といったところでしょうか。
それらを踏まえてオンラインだからこそ注力すべきことは以下の2点です。

  • 目的の明確化
  • 自己開示

それぞれを詳しく解説します。

目的の明確化

仕事におけるオンラインコミュニケーションに求められるのは、必要なことをシンプルかつスピーディーに行うことです。
そのために必要なのは目的を明確にすることです。
目的が曖昧だと明確な答えが出ませんし、答えを出すために多くの時間を費やさなければなりません。
ゴールの見出せない会話をダラダラやっていては仕事は一向にはかどりません。
では、自分が知りたい情報を迅速かつ的確に得る、相手の知りたい情報を迅速かつ的確に伝えるにはどうすれば良いのでしょうか?
その答えは「質問」にあります。
明確な情報が知りたければ、明確な質問を用意することです。
分かりやすい例を出しましょう。
次の2つの質問の内どちらの方が回答しやすいですか?

  1. 「最近流行っているオンライン会議システムってどう?」
  2. 「最近流行っているZoomの登録方法と基本的な使い方について教えてくれない?」

※Zoomとはオンライン会議システムのこと

どうですか?
1はざっくりし過ぎてオンライン会議システムの何について知りたいのかまったく分かりません。
相手が知りたいことを明確にするためには、会話を重ねて引き出さなけれなりません。(こっちは色々忙しいのに・・)
一方2は相手がZoomの登録方法と使い方を知りたいということが明確なので、こちらも相手の必要な情報を明確に回答することができます。
このように、明確な質問は明確な回答が得られ、時間も短縮できるのです。

質問力を磨きたい人はこちらの記事がおすすめです。

質問スキルを動画で詳しく学びたい方は、当スクールのベーシッククラスChapter2のLesson2で学ぶことができます。

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自己開示

良好なコミュニケーションは人と人が心を通わせること。
オンラインコミュニケーションは対面とは違い、相手と距離感があるので、互いに温度差が生まれてしまいます。
では、どうすればオンラインで相手と意思の疎通を図ることができるのでしょうか?
それには積極的な自己開示が必要になります。
ここで言う自己開示とは、自分の考えや感じていることを相手に伝えて共有することです。
これはオフラインコミュニケーションでも必要なことですが、離れた相手と意志の疎通を図るオンラインコミュニケーションではより積極的に行うことが必要です。
特に、オンライン会議などの複数人でコミュニケーションを行う時は、自分の存在感を示す上でも自己開示は非常に重要になります。
また、ファシリテーター(進行役)は、参加メンバーがどう考えているのか、どう感じているのかなどを皆で共有するために、参加者全員にまんべんなく話を振ったり、発言を促したりすることが大切です。
オンラインであってもコミュニケーションする相手は人です。
人は理論ではなく、感情で動きます。
ですから、自分の考えや感じていることを相手と共有することはとても重要なのです。

まとめ

さていかがだったでしょうか?
オンラインコミュニケーションのポイントについて解説しました。
コロナウイルスとの戦いはまだまだ続きます。
それに伴いリモートワーク(テレワーク)も続くでしょう。
今後もオンラインコミュニケーションの機会が増えるのは明白です。
ぜひ今回の記事を参考にオンラインコミュニケーションを円滑にすすめていただければ幸いです。
最後にコロナウィルスと戦うすべての人へ・・
共に戦い、勝利を信じて、引き続き頑張っていきましょう!

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